不特定多数に公開できない非公開物件には、企業の決算前の在庫処分や売主が近所や、金融機関に知られたくないなのどの理由でネットには掲載したくないなど様々な理由があります。
このような公開できない不動産物件は、不動産流全体の50%を占めるとも言われています。
■不動産関連会社の在庫処分物件■
不動産関連会社が決算期直前に大幅に価格を下げて売却する物件です。
在庫を抱えるよりは価格を下げてでも売却する必要があるめ破格値で売りに出されます。
しかしながら既に売却済みの区画もあるため不特定多数が見る自社のホームページや不動産ポータルサイトに値下げした価格で広告を出すことが出来ず非公開で売買されることが多くなります。
特に不動産不況の時期には在庫処分物件が数多く出てくると言われています。
■先行情報発信、先行販売物件■
建売りやマンションの区画販売で、いい場所から「済」のハンコが押されているのを見た方も多いかと思います。
マンションの角部屋や立地のいい建売の区画は、建物を建設する前に買い手が決まってしまいますので、ネットに広告として物件が載らない価値ある未公開物件が存在することになります。